2019(令和1)年9月1日(日)、メルパルク長野にて、第3回専門家向けリハビリテーション研修会「ハビリテーション担当者がご両親にできること」を開催いたしました。
今回より研修会の内容をリニューアルし、全4回シリーズにて研修を行うシリーズの第1回目ということで、「親御さんをお子さんのことば育ての積極的協力者にしていくためには」というタイトルで開催いたしました。
講演では信州大学の宇佐美真一先生より「難聴の原因診断の重要性と言語発達に及ぼす影響」というタイトルで、最近の難聴医療の進歩(特に原因診断の重要性)とその後のことばの発達に関して、最新の研究成果を含めご紹介いただきました。また、宮川麻衣子先生からは「新生児聴覚スクリーニングから補聴器・人工内耳への流れ」というタイトルで、早期発見、早期補聴、早期療育の重要性を脳科学の知見も踏まえご紹介いただきました。
その後、北野庸子理事長より「親御さんをお子さんのことば育ての積極的協力者にしていくためには」というタイトルで、難聴児療育におけるparent involvementの重要性に関してご講演いただきました。また、午後にはレベッカ・クラリッジ先生よりAV法を用いた子どもの指導に、どのように親御さんを巻き込んで行くかのストラテジーについてご紹介していただくとともに、ロールプレイを行い参加者同士で親御さんに説明する方法について実習を行いました。
今後も継続的に実施していく予定ですので、ぜひご参加ください(4回シリーズですが、途中からの参加も可能です。次回は2020年(令和2年)2月に開催の予定です)。
次回以降の予定は以下のようになっております。奮ってご参加ください。
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